フライボール革命




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プロ野球が終盤にさしかかり、来年を見据えてチーム編成を考えているころですね。
巨人の高橋監督が今年限りで監督を辞任する、と発表がありました。

CS出場して日本一になる可能性はまだあるのに。
色々理由はあると思いますが、情に流されず結果で判断する冷静さはカッコイイなと思います。

メジャーリーグでは、今季の全体での打率が.245でかなり低打率ということです。
ボールの仕様が変わったからとか、投高打低だから、と思っていたら、そういうことではないみたいです。

メジャーリーグでは「フライボール革命」というのが起きており、日本のプロ野球でも導入して結果を出している選手もいます。

これまでは、ヒットを打つために「フライではなくゴロを打て」という方針でした。
僕は本格的に野球はやったことないですが、ゴロでヒットになるイメージが強かったので、
フライはアウトになりやすい
という印象が強かったです。

統計によると、実はフライの方がヒットになる確率が高いことが分かっています。

なので、「ヒットを打つにはフライを打て」という新たな常識が生まれたのです。

フライボール革命をさらに後押しするのが、「バレルゾーン」と呼ばれるものです。
ボールを打った時の、打球速度が158km/h以上、打球の角度が30度前後のときがホームランになりやすいゾーン、というものです。

バレルゾーンに打球をのせるには、上からたたきつけるのではなく、ボールを下を叩いてすくい上げる打ち方がいいということになります。

フライボール革命とバレルゾーンにより、メジャーリーグではホームラン数が急増し、
中には去年は本塁打数本だったのに、今年になり数十本打ったという選手も生まれています。

日本の選手で、フライボール革命により激変した選手と言えば、ソフトバンクの柳田悠岐選手です。
メジャーのホームランバッター、バリーボンズ選手を彷彿とさせるアッパースイングで、ホームランはもちろん、打率も上がっています。

以前から、なぜ柳田選手はホームランバッターのようなスイングで打率がいいんだろうと不思議に思っていましたが、
フライボール革命の話を聞いて納得しました。

あの体格であれば、バレルゾーンの条件である打球速度も出せそうですし。
相応とスイングスピードがないとバレルゾーンには入らないので、
ボールの下を叩くようにしたらいい、というわけでもないみたいです。

今年のメジャーを沸かせた大谷翔平投手もアッパースイングのような印象があります。
あのイチロー選手がホームランバッターを認めた選手ですからね。

ちなみに、この理論が高度な解析によって判明する前から実践していたのが、
オレ流 落合博満氏
です。

経験と努力により、経験則で理論を導き出していたのでしょう。

ちょっとした工夫やモノの見方を変えるだけで結果が大きく変わることを、まじまじと感じました。

これからの野球界が楽しみですね!